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黄金バット何処へ by 下田逸郎
渋谷のステージショップHAIR(2009年6月に閉じたライブハウスAPIAの前身)で生まれた
ロックミュージカル「黄金バット」は「GOLDEN BAT」となり、ニューヨークのカフェ・ラ・ママ
で上演され、 オフブロードウェイに上がり、10ヶ月のロングラン公演後、東京の後楽園ホールで「帰ってきた黄金バット」となり、何処かへ消えた。 >> more..

THE LAST GOLDEN BAT(1970→2010)
HITOHILA ひとひら 2010

■ 会期 : 2010年2月25日(木)~2月28日(日)
■ 会場 : La MaMa e.t.c(74A.E Fourth Street,New York City)

◎観劇ツアーのご案内(PDF) >>

企画 : 下田逸郎・久生実子・長井八美
構成 : 下田逸郎   音楽監督&作曲 : 下田逸郎
演出 : Watoku Ueno

出演 : 下田逸郎 
下村陽子(薄花葉っぱ)
筑穂長尾盆踊り「思案橋」
金利惠(韓国伝統舞踊)
Sara(NY) Nadia(NY)
演奏 : 斎藤ノブ・佐藤タケシ・柴田菜穂・Yukio Tsuji(NY)他

映像製作/イジマカオル
ステージデザイン&照明デザイン/Watoku Ueno
音響/Yukio Tsuji  舞台監督/内田孝敬

制作/長井八美・ 久生実子・井上誠
プロダクションマネージャー/西谷千里
翻訳協力/カムラアツコ
協力/福林裕之・高野良和  制作協力/(株)青い鳥創業

■ 主催 : 「THE LAST GOLDEN BAT」実行委員会
■ プロデュース : LaMaMa e.t.c.

「LAST GOLDEN BAT」とは

1970年ニューヨークのカフェ・ラ・ママを皮切りに、東京キッドブラザースの「GOLDEN BAT」は、オフブロードウェイで10ヶ月のロングランを達成し、ニューヨークを席巻した。
東由多加(演出・作詞)と下田逸郎(音楽監督・作曲)によって創られた、日本の若者たちによるロックミュージカルは多くの感動をニューヨーカーたちに与えた。そのことはNew York Timesの一面でも紹介されるほどだった。

昨年早稲田大学演劇博物館の主催で行われた「60年代演劇」にゲストスピーカーとして登場したカフェラ・ママのオーナーのエレン・スチュワートは「GOLDEN BATのステージで初めて、日本人とアメリカ人が心を通わせて一緒に踊った これは演劇史上に残るものである」と高く評価した。その時の映像は今もリンカーンセンターの資料室に残っている。

40年前の「GOLDEN BAT」のメンバーとして、ニューヨークへ行った一人、永倉万治(2000年没)はそのドキュメントを1995年「黄金バット」(講談社)という作品にした。そして、それに続いて、永倉万治の妹である釉木淑乃(2008年没)は兄の追体験と自分の物語を重ねて、「帰ってきた黄金バット」(集英社)を書いた。あの時の16人のメンバーのうち、東由多加、ペーター佐藤、永倉万治、梶容子はすでに他界した。他のメンバーたちは皆それぞれの道を歩んでいる。

そして、2010年下田逸郎を中心として、カフェ・ラ・ママの40年前と同じ劇場で「LAST GOLDEN BAT」を上演することになった。物語は母から「GOLDEN BAT」の話を聞かされながら育った娘がその「GOLDEN BAT」の正体を見たくてニューヨークを訪れるところから始まる。

下田逸郎の音楽、踊り、映像、語りが一つの交響詩となる。歌い手は、日本からのメンバー、NY在住の日本人、ウクライナ系・イタリア系アメリカ人、踊りは韓国の伝統舞踊家金利惠と筑豊に伝わる盆踊り「筑穂長尾盆踊り」、かって、夢と連帯をメッセージとした「GOLDEN BAT」は、今は静かに「ひとひら」を見つめる。この地上にある生きとし生けるものは、永遠に「生」と「死」を繰り返していく。最後の「GOLDEN BAT」は静かなメッセージを送る。

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