■ 20周年を経て成熟期へ(1988〜)
1987年「遠い国のポルカ」で、柴田恭兵さんはキッドの舞台出演が最後となる。 それ以後、 研究生の時から、柴田さんの代役を務めていた、長戸勝彦さんを中心とした成熟期のキッドへ と移行した。
1988年に20周年記念の「夢の湖」を上演。25周年記念作品にはファン投票から選ばれた、 「冒険ブルックリンまで」を当時のメンバーを加えて再演。
1994年、港区海岸に「KID THEATER」を設立。オープニング作品「草原の木馬」を上演。 ’97に幕を降ろすまで再演を含め、6作品を上演した。
「深川ホームレスタウン」から、それまで「セカンドカンパニィ」(1989〜1994)として活動を続けていた第11期生 三阪賢 第12期生 日向勉 第13期生 石田明子・吉田倫貴が、「草原の木馬」から第12期生 上原千奈美が劇団員となる。
1997年、94’設立の「KID THEATER」は、52作品目の新作となる「はつ恋」で幕を閉じた。 そして、1999年。恵比寿・エコー劇場で行なわれた「BUS STOP〜ジョーは何故死んだ?」の 3DAYSを最後に、東京キッドブラザースとしての活動を停止している。
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