THE CITY
上演日 1974年7月〜12月
上演場所 ニューヨーク「La MaMa Theatre」
キャスト
深水龍作
ポール脇
深水三章
斉藤正一
国谷扶美子
井上聡子
中川節子
堀勉
岡崎秀彦
巻上公一
島貫恵
スーザン世直
ナンバー 「Yellow Bird」(イエローバード)
「The beautiful guards」(スマートなガードマン)
「Yellow Tent」(黄色いテント)
「Don't long for home」(俺達の街はさみしく黄昏れる)
「Send me a letter」(お手紙ください)
「Gondola Bed」(ゴンドラのベッド)
「Song about being in love」(恋は見かけによるものよ)
「Holy cottage」(聖なる小屋)
「Tomato game」(トマトゲーム)
「The City」(シティ)
「Snow」(雪が降れば)
「Helping hand of God」(ヘルピング・ハンド・オブ・ゴッド)
「Freedom to all of us」(自由を我らに)
「Epilogue」(雪が降れば(アンコール))

計14曲
全曲(東由多加 下田逸郎)
(「Song about being in love」と「Helping hand of God」は、かまやつひろし作曲)
ストーリー

埋め立て地に建設されようとしている巨大な未来都市「ザ・シティ」。管理社会の典型とも言えるその都市建設に反抗しようとするモーターサイクル族。彼らがわずかな間、自由を謳歌していた埋め立て地には、公団側によって、厳重な「立入禁止」のバリケードが築かれる。明らかに彼らに勝ち目はない。「お前たちのバイクは、自由の上を走っているんじゃない。社会の上を走っているんだ」という事実に、彼らはいやでも直面せざるを得ない。追い詰められた彼らに残されている精一杯の「反抗」は、「立入禁止」のバリケードに向かって、全速力でオートバイを走らせ、まるで叩きつぶされるトマトのように激突して果てる、無惨な死の「トマトゲーム」しかなかった・・・・。「シティ」のアメリカ版。