ある日、大金持ちのメロスは街に出ていき、ハンバーガーショップに勤める女の子に恋をする。しかし、彼女には、婚約者がいた。メロスは、婚約者に、彼女から身を引いて街を出ていけば、二千万円を渡すと誘う。婚約者は、自分の弱さに震えながらも、その小切手を受け取る。しかし、それを知った女の子は激怒し、一人去っていく。メロスは、これが正真正銘の恋であることを初めて知り、今までが、金で隠されていた偽りの人生であったと深く悩む。やがて、婚約者は事業に成功して、街に戻ってきた。一方、メロスは、全財産を捨て、ハンバーガーショップの女の子の返事を待っていた・・・・
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